「大切な妹の死」
妹の死は、わたしが歩んできた人生や、考え方を、180度変えたと言っても過言ではない
妹は一年間の闘病の末、胃がんのためこの世を去りました。まだ31歳という若さだった
妹はその少し前まで元気に過ごしたし、家族にとっても青天の霹靂
手術や抗がん剤による苦しく辛い治療を受けている彼女を間近で見ながら、何もできない自分の無力さを痛感した
本当に何もできないのかと思い悩む日々が続いた
彼女もわたし達家族も一生懸命、病気を治そうと本当に頑張った・・・
しかし、その努力も虚しく、1年後、彼女は家族に見守られながら息を引き取る
ずっと一緒にいた妹を突然亡くした悲しみは、計り知れないものだった
「感情におぼれそうな日々」
その当時は泣くことすら忘れ、感情はダムに水が溜まっていくように、なみなみと悲しみという感情を溜め込み、抱え込んだまま、冷たく澱み、何も感じられなかった
わたしの感情はどこかにいってしまった
いつ感情が爆発して、その気持ちのダムが決壊してもおかしくない程の悲しみを抱え、ギリギリの精神状態で過ごしていた
「わたしを救った妹の遺したひとつ目の言葉」
そんな状況の中、わたしの人生を変えた妹が遺した「ひとつ目の言葉」に出会う
それは、
「未来のことは未来の自分に任せよう。今を一生懸命生きよう」
というものだった
未来が見えなくなっていた、見ることを恐れていたわたしはその言葉に衝撃を受けた
未来を見たくても見られなかった妹
生きていればもっとたくさんの経験ができたはずの妹
ただ、それはもう叶わない
そう気づいた時に、「自分はこのままでいいのだろうか」と考え始める
「妹から託された未来」
わたしは生きていて、未来の自分に自分の未来を託すことができる
「未来は必ず来るとは限らない、いつ終わってもおかしくない」
と、妹の死を通して感じ、誰にも何もわからない未来だからこそ、その未来に備え、後悔しないように妹の分まで一生懸命生きようとを決めた
妹が「未来を託して」この世を去ってから、一年後。
今を一生懸命生きるには、自分の気持ちに正直に前向きに生きていこう。
と決断し、15年間勤めた銀行を去ることにした
違う分野で仕事をしたいと思い、弁護士事務所に入る
「サッカーには自信があった学生時代」
わたしは勉強もほどほどに、高校と大学ではサッカー部に所属し、グラウンドと自宅の往復、週末になれば練習や試合という日々を送っていた
その当時のわたしにはサッカーが全てで、サッカーには自信を持っていた
ただ、サッカーでの自信とは裏腹に、それ以外のことでは
「他人にどのように見られているのか」
「他人がどのように評価するのか」
ということをいつも気にして、自己肯定感も低く、
「自分は何をやっても、どうせできない」と自分で自分にブレーキをかけていた
傷つくことを恐れて新しいことへの挑戦を避けて、逃げていた
「終わったと思った」
そんな自信のない日々に、追い打ちをかけるように大学1年の頃、大好きだったサッカーで「半月板損傷」という大ケガを負ってしまう
唯一自信があったサッカーすらもできなくなってしまい、「終わった」と思った
自暴自棄になり、不貞腐れて、自分以外の誰も悪くないのに、何かにイラつき、モヤモヤしながら日々過ごしていた
回復した後も練習は適当になり、
「どうせやっても試合には出られないし、やってもやらなくても同じならやらない」
という言い訳をして、自分の気持ちに向き合うことなく、サッカー自体が楽しくなくなった
いつも文句ばかりだった
「失敗の連鎖」
その後も、大学時代のサッカーでの失敗や不機嫌さを持ち続け、自信もないまま就職活動を開始
そんな学生を採りたいと思う企業はもちろんあるはずもなく・・・
当然ですが、第一志望にしていた銀行には「見事に不採用」
同級生がわたしの目指していた銀行に採用となり、見下されたように感じながら、更に自信を無くし、卑屈になり、劣等感を抱くいていた
結果的に、第一志望には入行できなかったが、無事?他の銀行に就職
「人生の転機が訪れます」
先ほども話しましたが、2016年妹が他界
その頃のわたしは、15年ほど銀行に勤めて仕事にも慣れて、ベテランの域に達していた頃だった
仕事に対してそれなりにやりがいも感じていたし、お客様のために仕事ができていることに充実感もあった
しかし、妹との別れを経験し、
「本当にこのままでいいのだろうか」
「これがわたしのやりたい未来だったのだろうか」と、考えるようになっていた
「転職と、ふたつ目の言葉との出会い」
そこで、わたしの人生を変えた「2つ目の言葉」に出会った
代表弁護士であった上司は、常に前向きで、
「どうすればうまくいくのかを常に考えている。前進あるのみ。ダメなら切り替えて次に進む」
ということを常々言っていた
「気づかされた自分の気持ち」
この言葉はずっと消化しきれないまま引きずっていた、自分の大学時代のサッカーの挫折と重なり、わたしは自分の気持ちにハッとした
できるだけ思い出さないように・・・
見て見ぬ振りをしながら過ごしていたが、大学時代の失敗は自分の心にずっと引っ掛かっていたことに気づく
ずっと
「自分なんて・・・」と思いながら、
「何をやってもどうせダメ」というネガティブ思考で、何事にも消極的な自分がいたことを自覚した
妹の死に直面し、このままではいけないと思って転職したのに、いつの間にかまた同じことの繰り返しになっていたのだ
ショックだった
そして、再度気持ちを新たに、
「自分の気持ちにしっかり向き合おう」
「前を見て進んで歩いて行こう」
「前に進むことでしかこの気持ちは無くならない」
と考え直す
「自分と向き合う」
「自分の好きなことはなんだっただろうか」
「自分何をしている時が楽しいだろうか」
「自分の得意なことは何だろうか」
「自分にできることは何だろうか」
と、自分と向き合い問いかけてみた
人から相談をよく受ける
人と話すことが好き
人の役に立つのが好き
自分は銀行で金融の経験もある
弁護士事務所で法律関係の知識もある
さて、何をしようか。と考えた末に出した答えは
「お金の知識がなくて困っている中小企業の社長さんたちを助けたい」
「知識が無いから損をしている社長さんたちの役に立ちたい」
「法律に基づいた金融のサポートができる人になりたい」
「鹿児島では法人の金融といえば黒木に任せておけば大丈夫、って人になりたい」
大きな出来事をふたつ経験し、基盤となるふたつの大事な言葉と出会い、わたしの人生は大きく変わった
その経験と言葉を胸に、もっと多くの人の役に立ちたい、笑顔にしたい、共に成長していきたい、その為にわたしに何ができるのかを日々考えながら笑顔で精進している
「カフェに訪れるような気軽さで、抱えている悩みを相談できる事務所を作りたい。」
経営の相談といえば重々しい話題のように捉えられがちですが、私はそういった常識を変えていきたい。その思いで弊社ビルドアップ・コンサルティングを立ち上げました。ビルドアップとは、よくサッカーで使われる用語ですが、「攻撃を構築する」意味で使われております。自陣の後方から主にパスを活用してボールを運んでいく方法です。このように、会社の経営や個人のライフプランニングなどを共に作り上げていければと思っております。
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ミッション
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